MENU

【SAP】部品表(BOM)とは【PP】【CO】

目次

部品表(BOM)とは

製品を作るのに、どのような材料がいくつ必要かなどの構成品情報を定義したマスタです。

部品表はBill Of Materialの略でBOMとも呼ばれます。

MRP(資材所要量計画)や生産計画で、BOMマスタを参照し、製品を作るのに必要な構成品の数量を算出します。

BOM用途とは

BOMには生産以外の用途もあり、その用途をBOM用途としてマスタに指定します。

E-BOM:設計部門で使用する資産品用のBOM

M-BOM:生産部門が使う部品表、量産が始まった段階で使用するBOM

筆者
製造には基本的にM-BOMを使用するよ

明細カテゴリとは

対象のBOM明細がどのような分類に当たるかを指定する

L:在庫品目・・・在庫にある品目を使用する

N:非在庫品目・・・加工時に調達する品目(高価なものや、在庫管理リスクのあるもの)

T:テキスト品目・・・コストが0.01円などで在庫管理しないもの(シールや細かいネジなど)

D:文書明細・・・設計図をBOMに組み込むことが可能(担当者がそれを見て製造する)

トランザクションコード

部品表(BOM)の登録、更新、照会

トランザクションコード「CS01」でBOMの登録ができます。

トランザクションコード「CS02」でBOMの更新ができます。

トランザクションコード「CS03」でBOMの照会ができます。

部品表(BOM)のレポート

CS11H:レベル毎 BOM 表示

CS12H:多段階 BOM 表示

CS13H:サマリ BOM 照会

CS14:BOM比較

CS15:BOM逆展開

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

SAP財務会計コンサルタント、ギターとコーヒーが好き

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次