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【ABAP】Flight Modelとは

目次

Flight Modelとは

フライトモデルはSAPが提供するトレーニングおよび演習用のデータモデルです。

SAP公式によるABAPのトレーニングカリキュラムや、標準のサンプルプログラムで使用されるデータ構造です。

データテーブル

フライトモデルのテーブル一覧

Table名称内容
SCURX通貨航空会社で使用する通貨を保持しています
SBUSPART取引先航空会社のすべてのビジネスパートナを保持しています
ビジネスパートナは旅行代理店と顧客の2種類が存在します
SBUSPARTテーブルのエントリはSTRAVELAGかSCUSTOMのどちらかに同一のキーのエントリが存在します
STRAVELAG旅行代理店取引先のうち、旅行代理店にあたるビジネスパートナを保持しています
SCUSTOM顧客取引先のうち、顧客にあたるビジネスパートナを保持しています
SCARR航空会社航空会社のIDと名称を保持しています
SCOUNTER販売カウンター航空会社が空港に保持する販売カウンターが登録されています
SPFLIフライト接続各航空会社が保持するフライト接続を保持しています
SFLIGHTフライトスケジュール各フライト接続のスケジュールを保持しています
SBOOKフライト予約フライトに対する予約情報を保持しています
予約した顧客あるいは旅行代理店の番号を各予約ごとに管理しています
顧客が販売カウンターで直接フライトを予約した場合は、カウンター番号も保持しています

フライトモデルのテーブル関連図

データ作成プログラム

フライトモデルはSAPによってデータ作成プログラムが用意されています。

フライトモデルデータ作成(PG:SAPBC_DATA_GENERATOR)

フライトモデルのテーブルエントリを生成します

ALVテストデータ作成(PG:BCALV_GENERATE_ALV_T_T2)

ALVサンプルプログラムで使用する「ALV_T_T2」と「ALV_TAB」テーブルにエントリを作成します

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この記事を書いた人

SAP財務会計コンサルタント、ギターとコーヒーが好き

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