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【SAP】自動消込プログラムとは【FI】

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自動消込プログラムとは

自動消込プログラムは、消込のプロセスを自動化することで、人的ミスを減らし、業務を効率化する機能です。

自動消込プログラムを使用することで、未消込明細を自動で消し込むことができます。

事前にカスタマイズした条件に基づいて消込可能な明細を判定します。

自動消込の仕組み

自動消込の仕組みを以下に図示します。

利用事例

よくある事例としてはMM(在庫購買)で発生する入庫請求仮勘定を自動で消込する利用方法が挙げられます。

自動消込プログラムの注意点

①自動消込プログラムのカスタマイズは会社コードごとに設定できない

②明細単位での判定ではなく、キーの残高が一致することにより消し込まれるため、過剰な明細が残高に含まれていると消込ができない

③以下の明細は自動消込プログラムでは決済できない
備忘明細
統計転記、および手形に関連した特殊仕訳取引
前受/前払金
源泉徴収税を入力した明細

自動消込プログラムのトランザクションコード

自動消込プログラムはトランザクションコード「F13E」で実行できます。

自動消込プログラムのカスタマイズ

準備:自動消込処理(OB74)で勘定コードごとに消込のキーを指定することができます。

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この記事を書いた人

SAP財務会計コンサルタント、ギターとコーヒーが好き

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