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【SAP】作業区とは【PP】【CO】

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作業区とは

作業区は作業場所や製造機器を表すマスタです。

「原価センタ」と「活動タイプ」の組み合わせごとに定義して、作業時間に応じて労務費を製品に計上するためのマスタになります。

また、作業区には製造するにあたってかかる所要時間や生産能力にあたる情報を登録することで、生産計画で能力所要量(モノを作るのにどれくらいの時間がかかるか)を計算するために使用されるマスタです。

作業区には主に「人の作業」や「機械の稼働時間」を登録します

例えば 、組立部門の人たちは8:00-17:00(内1時間休憩)で3人で作業をします。

そうするとその作業区は8時間*3人で合計24時間分の作業能力となります。

また社内の製造工程に加えて、論理的に外注工程を定義することもあります。

筆者
イメージ的には工場の各作業場所が分かりやすいよ
チベスナ
作業区を定義するときは「原価センタ」と「活動タイプ」の組み合わせを意識するといいよ
筆者
作業区に紐づく原価センタは最大1つ、活動タイプは最大6つだよ

トランザクションコード

作業区の登録、変更、照会

トランザクションコード「CR01」で作業区の登録ができます。

トランザクションコード「CR02」で作業区の変更ができます。

トランザクションコード「CR03」で作業区の照会ができます。

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この記事を書いた人

SAP財務会計コンサルタント、ギターとコーヒーが好き

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